正社員の面接回数は2～3回が平均で1回の企業はヤバい？

1回の面接はブラック企業？

「面接に行って30分ぐらいで採用された」「1回だけなのに後日内定の連絡をもらえた」などの意見もネット上にはさまざまあります。

1回だからといって、ブラック企業ということではありません。

近年のビジネスシーンでは、非常に厳しい経営をしている企業も増えている現状があるというも、面接1回で内定を決める要因になっている一つでもあると考えられます。
なぜならば、採用する企業もできるだけ仕事に時間を割きたいと思っているから、ですが、人材の登用しないといけない状況で、3，4回と面接を重ねるのは費用と労力がかかります。そういった理由から、一回で、人材を見極めて採用しているという傾向にあるようです。

会社側が一回にする理由は、できるだけ早く新しい人材が欲しいということです。2-3回も面接に時間を割くぐらいならば、早いこと決めてバリバリ働いてほしいという傾向が増加しているそうです。

働く側にも変化がある？

最近の就職や転職活動において、雇用される側の考えにも変化が出てきているようです。
面接は1回でいいという声も時代とともに強くなっている傾向にあるようです。
2回でいいという回答が一番多いのですが、続いて1回がいいという声も年々多くなっているようです。
その為「選考期間が長い」という理由で、辞退をしている人も多くなっているとのこと。
その為、企業もなるべく早くいい人材を確保しなければ、競合に人材が流れてしまうという考えもあり、１回採用も増えている傾向にあるようです。

上記以外にも労働する側の立場の時代と共に変化してきております。「交通費も出ないのに3回も面接に行かなきゃならないんだよ」という発言なども耳にします。せっかく企業としても優秀な人材を獲得できるチャンスだったのに、面接の回数が多いことによって辞退することになり、採用を逃しているということもあるそうです。

2015年度以降は、リクナビNEXTやtypeなどではく＜1回面接のみ＞という求人見出しも増えている傾向です。従って、希望する職業が1回だったとしても安心して応募するとよいでしょう。

回数が多いから良いわけではない

「面接の回数が多い会社は優良企業だろう」という勝手な認識をしていることはありませんか？別に回数が多いから素晴らしい企業と限ったお話ではありません。

あるニュース記事ではこのような意見も、

「面接が多いからと、良い会社というわけではありません。…特にIT系は、会社に利益をもたらす人材になるまで3年はかかると言われているのにもかかわらず、3年以内に辞めていく人が多い業界です。」

というなこともあります。業界によってマチマチですが、特別面接の回数を増やしたからといって、継続して働くのかというとそんなことはありません。入社してから1年も経たないうちに退職されることだってあるでしょう。

だから、企業としても数回の面接をする会社が減っているのは確かであります。

企業の状況によることも

面接が2-3回の場合

面接担当者が日ごろから忙しいので、スケジュール調整をできないケース。もしくは「一人でも多くの人と会って優秀な人材だけ採用する」というパターン。

面接が1回の場合

• 決断力のある社長や人事
• とりあえずあなたを確保しておきたい
• 会社が忙しいから早くほしい

というような場合もあります。小さな会社であれば社長の一声で採用に繋がることは多くあります。私もその場採用していただけた過去がありました。そして、3年間ミッチリ働かせていただき、お世話になり勉強もさせていただくことが出来ました。

会社によって事情とか状況が必ずしもあります。面接に対するスタンスは面接官だけではなく、労働側も見抜くチカラということも必要となります。おそらく何度か面接に行くうちに見えてくるものがあるでしょう。

そのような悩みを解決したいのであれば、無料で利用できる転職エージェントでキャリアコンサルタントに相談することが一番の成功法かもしれません。